三重高度部材産業クラスター 平成22年度 第2回セミナー・交流会開催報告

内容

(1)開会挨拶 (13:30〜13:40)

    ・(財)三重県産業支援センター 高度部材イノベーションセンター 所長 国保 元ト

(2)講演 (13:45〜14:45)

    講演テーマ 次世代自動車(電動車両)の最新動向と今後の展望 財団法人日本自動車研究所 FC・EV研究部 部長 三枝 省五 氏

【概要】電気自動車などの電動車両は、究極のクリーンエネルギー自動車として期待され、次世代自動車の主流と目されています。本講演ではこれまでの技術開発動向を振り返り、残された課題の現状や将来に向けた展開について概括して紹介して頂きました。

(3)講演 (14:45〜15:45)

    講演テーマ 次世代自動車が及ぼす自動車産業の構造変化とモノづくり企業の発展戦略
    財団法人機械振興協会 経済研究所 調査研究部 研究員 太田 志乃 氏

【概要】電気自動車に代表される次世代自動車が主役となった時、モノづくり企業は同産業に対する自社戦略を打ち立てる必要があります。本講演では、自動車産業に関連する業界団体に対して行ったアンケート調査や企業ヒアリング事例から、次世代自動車に対して講じるべき戦略を紹介して頂きました。

(休憩 15:45〜15:55)

(4)講演 三重高度部材産業クラスター会員企業の技術紹介 (15:55〜16:25)

    講演テーマ 自動車向けを中心にしたプラスチック複合材の製造について
    株式会社ロンビック 樹脂事業部・企画調整部 部長 後藤 敏宏 氏

【概要】株式会社ロンビックは三菱化学グループの一員で、事業の柱として樹脂複合材を製造しています。樹脂複合材は広範囲の産業分野に利用されており、特に自動車部品として必要不可欠な材料です。高い品質管理が要求される各種複合材の製造のポイントを中心に紹介して頂きました。

(5)講演 (16:25〜16:55)

    講演テーマ 三重県工業研究所が保有する特許の概要紹介 三重県工業研究所 研究管理監 松田 泰介 氏

【概要】三重県工業研究所では、企業の技術力・製品開発力向上のための研究開発に積極的に取り組んでいます。今回は、研究の過程で得られた特許と実施許諾等の手続について紹介して頂くとともに、主な保有特許2件について担当の方から説明して頂きました。

*AMIC見学会
    評価・計測機器を中心にご案内しました。

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