令和元年度第1回AMICセミナー「第4回二次電池関連技術文科会」
開催報告

内容

(1)開会挨拶  

    三重県工業研究所 研究管理監  林 一哉


(2)講演:「リチウム・ナトリウム電池用電極材料の研究の新展開」
                                                    

    横浜国立大学 大学院工学研究院 教授  藪内 直明 氏

【概要】将来的な脱化石燃料依存と自然エネルギーの活用へと向けて、蓄電池への期待が高まっている。このような背景の元、資源が豊富なマンガンから構成された、蓄電池材料へのニーズが高まっており、世界中で研究が活発に行われている。本講演では、リチウム過剰型高容量マンガン系酸化物や、ナトリウム含有マンガン系層状酸化物に関する研究成果、および次世代のリチウム・ナトリウムイオン電池実現の可能性について紹介された。

(3)講演:「リチウムイオン電池の保護回路(BMS)とモジュール設計について」
                                                    

    マイクロ・ビークル・ラボ株式会社  代表取締役 松尾 博 氏

【概要】マイクロ・ビークル・ラボ株式会社では、2005年よりお客様のご要望に応じた電圧・容量のリチウムイオン電池モジュール(組電池)を1台から製作している。用途は大型ロボットや電気自動車、電動推進船などであり、電圧も24V系から400V系までと対象は様々である。このような電池モジュールについて実例を挙げて判り易く紹介された。

(4)閉会挨拶  

    公益財団法人三重県産業支援センター 副理事長 北岡 寛之


(5)名刺交換会およびユマニテクプラザ1階施設の見学(希望者のみ)  

<講演の様子>
セミナー1