三重県産業支援センター 高度部材イノベーションセンター(AMIC)では、「交流」・「連携」によりイノベーションを誘発するとのコンセプトにもとづき、各種セミナーを開催しています。今回は、フラウンホーファーIKTS(セラミック技術・システム研究所)の研究者をお招きし、「次世代パワーエレクトロニクスのためのセラミックス技術」をテーマに開催いたします。
フラウンホーファー研究機構は、ドイツ・ミュンヘンに本部を置く欧州最大の応用研究機関で、三重県、三重大学、AMICとは相互連携をとっています。欧州の技術動向を知る有意義な機会です。個別相談にも対応しますので、ぜひご参加ください。
(1) 開会挨拶 | (14:00〜14:10) |
高度部材イノベーションセンター長 和田正武
フラウンホーファー日本代表部代表 三木英哉 氏
三重県雇用経済部 副部長 佐伯雅司 様
(2) 講演:フラウンホーファー研究機構の概要 | (14:10〜14:30) |
フラウンホーファー日本代表部 マーケティング・PRマネージャー 富田那渚 氏
【概要】フラウンホーファー研究機構はドイツ各地の67の研究所に約20,000人のスタッフを擁しています。スタッフのほとんどは科学者及びエンジニアであり、年間総予算は18億ユーロに及びます。応用研究分野について、企業からの受託研究・共同研究を承っています。
(3) 講演:フラウンホーファーIKTS(セラミック技術・システム研究所)の概要 | (14:30〜14:40) |
フラウンホーファーIKTS マークス・エバーシュタイン 氏
Dr. Markus Eberstein (Fraunhofer IKTS)
【概要】フラウンホーファーIKTSでは、実用化のための最新セラミック高機能材料、工業用粉末技術、湿式化学および前駆体による製造技術、部品やシステムのプロトタイプ製作に関する研究開発を行っています。ベースとなる応用基礎研究を用いて、これまでも協力機関や企業とともに製品や革新的な加工のコンセプトを作り出し、エネルギー、環境をはじめ、機械及び設備の製造、マイクロシステム、医療、自動車などの分野で技術を実現化しています。
(4) 講演:改良されたヒートマネジメント・機能性を有する高性能電子セラミック用スクリーン印刷ペースト "Screen-print pastes for high-performance electronic ceramics with improved heat management and functionality" | |
(14:40〜15:25) |
フラウンホーファーIKTS マークス・エバーシュタイン 氏
Dr. Markus Eberstein (Fraunhofer IKTS)
(休憩 15:25〜15:35)
(5) 講演:パウダー、インク、ペーストから先端機能素子まで "From powders, inks and pastes to advanced functional elements" | (15:35〜16:20) |
フラウンホーファーIKTS ニコライ・トロフィメンコ 氏
Dr. Nikolai Trofimenko (Fraunhofer IKTS)
(6) ワークショップ(個別相談希望企業のみ) | (16:30〜17:00) |