三重県産業支援センター 高度部材イノベーションセンター(AMIC)では、「交流」・「連携」によりイノベーションを誘発するとのコンセプトにもとづき、各種セミナーを開催しています。
今回は「水素ステーションの現状と次世代燃料電池技術」をテーマとして、水素エネルギーに関連した講演を行います。県内の燃料電池関連企業が集まる燃料電池関連技術分科会(三重県工業研究所 主催)との合同開催とし、新たな交流も期待できますので、皆様の多数のご参加をお待ちしております。
(1) 開会挨拶 | (14:00〜14:05) |
(2) 講演:水素ステーションに関する取り組みと今後の課題について | (14:05〜15:05) |
イワタニガスネットワーク株式会社 開発担当部長 谷 義勝 氏
【概要】水素の利活用技術や燃料電池自動車の普及に欠かせない水素ステーションに関する現在の取り組み状況について説明します。また、水素ステーションの整備に向けた今後の課題について解説します。
(休憩 15:05〜15:15)
(3) 講演:セレススチールセルを用いた経済的な燃料電池開発に向けた取組み | (15:15〜16:15) |
Ceres Power 営業技術部長 スティーブン・ロジャーズ 氏
【概要】次世代燃料電池技術の世界的なリーディングデベロッパーである、Ceres Power社が開発したスチールセルによる分散発電を行うことで、エネルギーコストを低減させ、CO2排出を抑制し、効率を高め、エネルギーセキュリティと信頼性を向上させた家庭用及び商用の発電が可能となります。
本講演では、得意な技術、耐久性のある低コスト材料、さらに既存の製造プロセスをうまく組み合わせたセレススチールセルについて紹介します。このスチールセルの特徴は、500〜600℃で動作することで、低コストのスチールや資源的に豊富なセラミックスの利用を可能とし、同時に高いセル性能を実現することができます。
(4) 情報提供:標準化をビジネスツールに | (16:15〜16:45) |
経済産業省 産業技術環境局 基準認証政策課 企画係長 今井 浩司 氏
【概要】我が国企業の競争優位を強固にする国際標準の確立、産業競争力に資する国内規格の策定、世界的に通用する認証基盤の整備等についてお話します。
(5) 名刺交換会 | (16:45〜) |