三重県産業支援センター・高度部材イノベーションセンター(AMIC)では、「交流」・「連携」によりイノベーションを誘発するとのコンセプトにもとづき、各種セミナーを開催しています。今回は「水素・燃料電池開発の最前線」をテーマとしたセミナーを開催します。燃料電池関連技術分科会(三重県工業研究所 主催)との合同開催とし、新たな交流も期待できますので、皆様の多数のご参加をお待ちしております。
(1) 開会挨拶 | (13:00〜13:10) |
(2) 講演1:燃料電池用炭化水素系高分子膜の現状と課題 | (13:10〜14:20) |
山梨大学 クリーンエネルギー研究センター 教授 宮武 健治 氏
【概要】イオン導電性高分子は固体高分子形燃料電池の中心材料の一つです。山梨大学では、燃料電池の高性能化と高耐久化を目的とした電解質膜の研究開発を行っております。本講演では、プロトンまたはアニオン導電性と安定性を向上するために芳香族系高分子の構造やイオン官能基を検討した研究内容を紹介します。
(休憩 14:20〜14:30)
(3) 講演2:オン・サイト型水素発生材料の開発について | (14:30〜15:20) |
京都大学大学院 工学研究科 材料化学専攻 無機構造化学分野 平尾研究室 永嶋 浩二 氏
【概要】水素ボンベの代替品として研究を進めているオンサイト型水素発生装置の取組状況、および解決すべき課題について説明致します
(4) 情報提供:三重県における水素エネルギーへの取り組み | (15:20〜15:40) |
三重県雇用経済部 エネルギー政策・ICT活用課 尾上 豪啓
三重県工業研究所窯業研究室 主任研究員 橋本 典嗣
【概要】三重県における「みえ水素エネルギー社会研究会」の取り組み等と工業研究所におけるエタノールを原料とした水素製造装置の試作についてご説明します。
(5) 閉会・名刺交換会 | (15:40〜16:00) |