「令和元年度第2回AMICセミナー/                    
                    産学官連携への『道しるべ』」
開催のご案内

   今回の無料セミナーでは、株式会社岐阜多田精機の多田憲生氏から「提案型企業へ転身するための研究開発」、三重大学の鶴岡信治氏から「事例による三重大学と産学官連携するメリット」、東京大学地域未来社会連携研究機構三重サテライトの福田崚氏から「企業間ネットワークの分析から見る新たな連携構築への示唆」、一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンターの岡田基幸氏から「産学官連携を俯瞰して」と題して、産学官それぞれの立場からの成果や有効性、課題などをお話いただきます。
   皆様の多数のご参加をお待ちしております。

(1)講演@ (14:05〜14:40)
提案型企業へ転身するための研究開発

株式会社岐阜多田精機 代表取締役社長 多田 憲生 氏

   岐阜県という地で金型の受注をするため、成形品及び金型の品質・納期・コストの全てで開発を進めてきた当社の取り組みの紹介と、当社が金型開発を進めてきた結果、当社の営業スタイルが金型加工会社から金型メーカーへ、そして現在ではものづくりサポート企業へ転身した事例の紹介を行います。
(2)講演A (14:40〜15:15)
事例による三重大学と産学官連携するメリット

三重大学 副学長(産学連携担当)・教授 鶴岡 信治 氏

   三重大学は、同一県内の中小企業との共同研究件数は、東京大学に次ぐ全国第2位(平成29年度)です。三重県には高い技術力を持つ中小企業が多く、企業ニーズに対して大学等の技術を導入することにより、イノベーションを起す確率が高いと考えています。講演では具体的な事例を通して、産学連携を行うメリットを説明します。
(3)講演B (15:25〜15:35)
企業間ネットワークの分析から見る新たな連携構築への示唆

東京大学地域未来社会連携研究機構三重サテライト 特任助教 福田 崚 氏

   企業の戦略や連携の決定において、データを活用した意思決定を行う動きが広がっています。ここでは、全国を網羅するデータベースを用い、取引や金融機関の利用・共同特許といった企業の持つネットワークを分析することで新たなつながりの形成の可能性を探る研究をご紹介します。
(4)講演C (15:35〜16:10)
産学官連携を俯瞰して

一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)
センター長・専務理事(信州大学繊維学部 特任教授)
 岡田 基幸 氏

   長野県上田市において、信州大学繊維学部と地域企業との産学官連携の支援を開始し、22年目。会員企業は当初の10倍以上の290社・85団体。現在、企業間連携、人材確保・育成支援等にも取り組み、東信州10市町村の広域連携による新産業創出の中核も担っています。支援現場の視点での、連携による成果や課題などをご紹介いたします。

お問合せ・参加申込み

  • ◇申込方法:参加申込書に必要事項をご記入のうえ、下記FAXまたはメールアドレス宛にお申し込みください。
  • ◇添付ファイル
            開催チラシ兼参加申込書
  • ◇ 申込期限:令和元年11月19日(火)
  • ◇ 参 加 費:無   料
  • ◇ 定     員:40名   (先着順)
  • ◇申込及び問合せ先◇
  •    公益財団法人三重県産業支援センター 高度部材イノベーションセンター 窪田・尾上
           E-mail:amic-moushikomi@miesc.or.jp   TEL:059-327-5830   FAX:059-327-5831